えいにお日記

更にずぅずぅしくなって帰ってきました!
<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | -| -
チュオク(仮題)について
実は、かなり前から温めていた企画をついに発動してしまいました。



この下の記事、『チュオク(仮題)』は、ずっと書きたかった小説です。
ネタは、100%実話の本当の話。
簡単に言うと、あたしとオッパの小説です。



はいドン引きー



しかし、お気付きと思いますが、あたしとオッパはタダの恋人じゃないからね。
何しろひとまわり以上(17歳)も年が離れていて、国籍も違って、しかもお互い超わがまま。
そんな2人が喧嘩ばっかりしながら、周囲の人々に支えられつつ、挙げ句の果てには結婚の約束までしちゃってんだから、こりゃおいしいネタ以外の何者でもない!と思いまして。
ちなみに小説を書く件に関しては、オッパに了承済み〜笑




最初はバカらしい話にしようと思ってたけど、書いているうちに、
『あれ・・・』
と思うような自分の感情と出会ったり、1年間の色んな出来事を少しずつひとつずつ思い出すうちに、急に泣けて来たりして、ただのバカバカしい話には出来そうにないなと。




そして綺麗な話にもならないと思うし、大体まとまりのある話になるとも思えません。
チュオク(仮題)は、私の一方的な愛情だったり、嫉妬だったり甘えだったり、プライドだったりするのかも知れない。
でも絶対に意味のあるものだと思います。






慣れきってしまった私たちを繋ぐもの、それは愛なのか絆なのか、ただの捨てられない現在も続く思い出なのか。
すべてと向き合って、少しずつ書いて行こうと思います。





そういう意味であたしは、愛のあとにくるものの主人公に似てる。
言葉というものを信じてないくせに、言葉を連ねることでしか感情をあわらせられない。
本当に大切なことは、簡単なことなのに。






これを書き終える時、
オッパを心から愛していると言えたら、嬉しいしいいなぁと思います。






小説 | permalink | comments(0) | -| -
チュオク(仮題)
JR桃谷駅の改札をぬけ、すぐ右にある階段の一番上に彼の姿を見つけた時、
あたしは懐かしさで胸がいっぱいになった。






薄汚い、カーキ色のダウンジャケット。
初めて手を繋いだ時、彼が着ていた服。
ちなみにジャスコで買ったやつ。
今、それを着て、彼は立っていた。







正確に言うと、懐かしいという感情ではなかったのかも知れない。
しかし、胸に沸き上がる感情に呼び名を付けるなら、“懐かしい”と言うのが一番近いと思った。






あたしの中の美しい思い出が、そこに存在していた。



まだ始まったばかりだったあの頃。
今より幼くて、ただ夢ばかり見ていたあの日。
寒い中、ずっと2人で歩いた。
歩きながら色んなことを話した。
ただそれだけで幸せだった。






優しいけれど、どこか疲れが見える笑顔。
階段を上り、彼の前に立つ。



『よう。』
あの頃と変わらない、冬の剛一の匂いがした。
匂いというのは不思議だ。
嗅いだだけで、思い出の情景すら浮かぶ。
あの日、手を繋いだ時に見上げた剛一の笑顔が胸をよぎる。
目の前にいるはずなのに、なぜか切なくなる。
あたしはそんな気持ちをなるべく表さないようにして、言った。

『ごめんごめん、待った?』
5分ほど待たせたことは承知の上、一応言っておく。
剛一はあたしを見下した目つきで、
『まぁ、いつものことやんけ!』
と言い捨てた。
コリアンタイムで時間にルーズなあたしに惚れた君が悪い。

『そのダウン、着て来たんや』
唐突にそう言うと、剛一はあまり興味なさそうに、
『あぁ、ほんまは茶色のコート着たかってんけどな、雨やったから汚れてもいい服着てきたんや。』
と答えた。
『その服、懐かしいなぁ』
と言うと、もっと関心なさそうに、
『あぁ・・・そやな。それより早く行こうや。今日は車で来てん。あぁ、寒い寒い』

そう言って、小走りに、白い煙をはく白い車へと走って行った。








小説 | permalink | comments(0) | -| -
 1 
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
SPONSORED LINKS
CATEGORIES
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
CANDY BAR
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS